「赤ワイン」に含まれる鉄分の量は?
「赤ワイン」(100g)には0.4㎎の鉄分が含まれています。ちなみに、赤ワインから鉄分不足を補っていきましょうというようなお話を、これからするつもりではないのでどうかご安心を。
ところで、アルコールを妊娠中に摂取することって正直どう考えますか?
恐らくほとんどの女性が、このアルコールについては妊娠中に飲むことはもう何が何でもダメダメダメ!!絶対ダメ!!みたいな感覚なのではないでしょうか?
私ももちろん、アルコールがそんなに好きなわけでもないですし、まして赤ワインを日頃から飲んでいたという生活を送っていたわけでもありません。
妊娠中にもお酒はくちにはしていませんでした。
ただ、今回はあえて、その考えがどうなのかというところをに突っ込んだ話をさせていただこうと思うのです。
結論から言うと、実は、アルコールを妊娠中に一滴も飲んではいけないということはないと言われているんです。
つまり、妊娠中でもお酒は飲んでも一応大丈夫なんですよ。恐らく知らなかったひとは非常に多いと思います。
でも、なぜかお酒に対して多くの女性はちょっと口にすることにも、それはそれはすごく拒絶してますよね。アルコール=悪みたいな。。
では、ちょっとここで、どうして妊娠中にアルコールを飲んじゃいけないと一般的にいわれているのか?お腹の赤ちゃんに与える悪影響はどういうものなのか?についてお伝えしておきます。
妊婦のアルコールの過剰摂取は、胎児性アルコール症候群を引き起こす可能性がある!
たしかに大前提として、アルコールの妊娠中の飲み過ぎは問題大ありです。アルコールを飲むとお腹の赤ちゃんにも、直接届いてしまうからです。
正確には、お腹の赤ちゃんと母親の体の間の胎盤は、有害な物質が赤ちゃんにわたらないようにするためのフィルターの役割をしているんですが、アルコールにはこのフィルターは関係ないのです。
つまり、こういったらあれですが、お母さんがアルコールをたしなんでいると、一緒に赤ちゃんもアルコールをたしなんでいることになるのです(^-^;
これって、ある意味ですごいですよね。。これだけ聞くとそんなこと絶対にさせられない!と思わた方がほとんどかもしれませんが、逆に考えてください。
アルコールって人間の体にとって”毒”でしたっけ?
もちろん、ものすっごい安い居酒屋ででてくるような、飲んだら頭がいたくなるようなアルコールは別です。
あれは、アルコールのせいじゃなくて、アルコールに入っている添加物のせいで頭痛を引き起こしているんです。
まぁ、その話はおいといて、アルコールは本来は毒なんかではないですよね。ひとによっては、週に何回かは習慣的に飲むことで、リラックス効果を得ていたりするわけです。
これは決して悪いこと、よくない習慣などで決してないわけです。
そうすると、妊娠中のアルコールといっても、適量であればはやはり、そこまで世間の人が大騒ぎするほど問題ではないでしょ?ということです。
実際に、産婦人科医によっては少量のアルコールは、母親にとってリラックス効果になると断言している方も大勢います。
これはもちろん、完全にアルコールを絶ってしまうと逆にストレスになるという考え方が根底にあるからなんですよ。
でも、こういった意見からも、妊娠中にストレスになるくらいであれば、適量の飲酒であれば問題はない!‥とまではさすがに言いませんが、飲んでもかまわないと思うんです。※あくまで個人の意見です。
ちなみに一般的に言われている妊娠中の適量というのは、妊娠初期であればグラス1~2杯程度、妊娠中期~後期にかけては1日1杯までというのが、上限値であると一応いわれています。
しかし、だからといってこの量を毎日毎日、常習的に飲み続けることは絶対にNGです。アルコールによる胎児の発育の問題が出ている事例というのは、常習的に飲み続けていたというケースにとくに多いようです。
また、1日にグラス1杯程度も飲んでいいのなら、2日分をまとめて1日に飲んでもいいのでは?というようなふざけたことをしていた妊婦の赤ちゃんにも、問題のある胎児が生まれたという事例は報告されているようです。
ですので、間違いなく飲まないに越したことはありません。無理に飲む必要もまったくありません。
と同時に、いくら赤ワインに鉄分が入っているからといって、妊婦が赤ワインから鉄分を補おうという考えは捨ててください。
あくまで、「アルコールをどうしても飲みたくてストレスになっている私はどうすればいいの?」という妊婦が、それなら1日分の上限値に触れない量を、週に何度かくらいなら飲んでもいいのではないでしょうか?というお話でした。