妊婦におすすめの鉄分の多い飲み物まとめ

鉄分が不足しがちで貧血気味の妊婦は非常に多いです。特に、妊娠初期のつわりがひどくて食べ物を口にしていないと、さらに鉄分不足もひどくなりがち。そんな時にも備えて、鉄分の多い飲み物のことをもっと知っておきましょう。

「大豆」は毎日でも摂るべき!ただし納豆などに豊富に含まれる大豆イソフラボンの過剰摂取はNG

「大豆」に含まれる鉄分の量は?

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「大豆」(100g)には9.4㎎の鉄分(非ヘム鉄)が含まれています。

 

ただ、この大豆100gあたりっていわれてもめちゃくちゃわかりずらいですよね?

 

というわけで、大豆100gではなくて納豆(1パック)に含まれる鉄分の量を改めてお伝えします。

 

「納豆」(1パック)には1.5㎎の鉄分(非ヘム鉄)が含まれる!

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これならかなり容易に大豆というものに鉄分が含まれている量がどれくらいなのか想像がつくのではないでしょうか。

 

この納豆1パックに含まれる鉄分の量は個人的な印象ですが、かなり多いと考えます。

 

納豆が嫌いな人は多いとも思いますが納豆大好きな人も一方でいますよね。

 

私がそうです(笑)

 

朝、昼、晩、納豆1パック食べるくらいであれば全然苦でもなんでもなくむしろ喜んでいただけます。

 

もし仮に3食「納豆」を1パック食べることで摂取できる鉄分を計算すると合計で4.5㎎もの鉄分が摂取できるのです。

 

これは冷静にすごいです。

 

ただでさえ妊娠初期の女性に足りていない鉄分の1㎎を補うことでさえも、その他の食品で補うためには一苦労であるところ納豆1パックでいとも簡単に補えるのです。

 

さらに妊娠中期~妊娠後期にかけては日本人女性の鉄分不足の量がぐっと上がって11.5㎎というデータが出ています。

 

この数字分の鉄分を毎日の食生活の見直しから補っていくことはもう鉄分に関する知識なしでは不可能です。

 

「納豆」を食べ過ぎると、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす可能性のある、大豆イソフラボンの過剰摂取の危険がある!

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しかし、この納豆。

 

私は毎食食べていいのならこれだけで鉄分不足を補いたいのですがそういう過剰摂取をするとやはりリスクがでてくるわけです。

 

納豆をもし仮に1日に2パック食べるという計算では3.0㎎の鉄分を摂取することができます。

 

ただし、この納豆2パックが妊婦さんが摂取してもいいと推奨されている1日分の大豆イソフラボンの量の上限値なのです。

 

もし仮に豆腐を食べて、お味噌汁を飲んで、豆乳を飲んでという生活を毎日しているとなるともちろん可能性としてですが、お腹の赤ちゃんには悪影響を及ぼしてしまうかもしれないということなのです。

 

ただし勘違いしてもらいたくないのがイソフラボン自体は決して悪い栄養素なのではなくて、女性ホルモンを整えてくる役割をしてくれます。

 

むしろ女性ホルモンの増量が必要な妊娠中の女性にとってはイソフラボンは欠かせないとっても貴重な栄養素です。

 

ですので、あまりこのイソフラボンには神経質にならずに気を付けておくべきことは、大豆‼大豆‼と毎日ならずに週に数回や1日に食べるとしても納豆は1パックのみという量に抑えてくことが賢明でしょう。

 

納豆が大好きでこれで鉄分不足が簡単に補えるとなれば、ついつい鉄分の多い食品として重宝しすぎてしまいがちです。

 

ですが、こういったリスクはやっぱり考えとかないといけないんですよね。それでは今日は、この辺で。