- 「プルーン」に含まれる鉄分の量は?
- 「プルーン」は調理の手間いらず!忙しい妊婦にはおやつ感覚で食べれる必須アイテム!
- 「プルーン」にはビタミンAも豊富に含まれているけど妊娠中に食べても大丈夫?
- 「プルーン」を1日に何粒くらい食べるのが妊婦にはいいの?
- まとめ
- さいごに‥
「プルーン」に含まれる鉄分の量は?
「プルーン(乾)」(1粒10g)には0.1㎎の(非ヘム鉄)が含まれています。
プルーンは、間違いなく誰しも1度は鉄分の多い食品のひとつとして聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、実のところ鉄分不足を解消するための食品として肉・野菜類、魚介類などと比較すると鉄分の含有量という点ではそこまで多いわけではないのです。
それでも、果物類のジャンルにしぼった中ではプルーンに含まれる鉄分の量はもっとも多い食品の1つにあたります。
とはいっても1日にプルーンをおやつとして、例えば毎日10粒食べることをしていれば1.0㎎の鉄分を補うことができる計算になりますので、妊娠初期の女性に不足している平均量の鉄分くらいならこれだけでカバーできてしまうのです。(※あくまで数字上の計算です。)
「プルーン」は調理の手間いらず!忙しい妊婦にはおやつ感覚で食べれる必須アイテム!
プルーンそれ自体に含まれる、鉄分の量はそれほど多いわけではないのにでは、どうしてこうも「プルーンには貧血に効く!」みたいなことを広まっていると思いますか?
おそらく、これはプルーンには鉄分はもちろん、それ以外の栄養素も豊富に含まれているからというのが理由の一つとして挙げられます。
プルーンに含まれる鉄分以外の代表的な栄養素としては、
- 風邪や感染症の予防に良いとされるビタミンA
- むくみの原因となる体内の塩分を体外へ排出してくれる働きのあるカリウム
- 妊娠初期に特に多い疲労に悩まされることの解消になるエネルギー源としてのブドウ糖や果糖
などなど、妊娠初期から後期にかけてずっと食べ続けていきたいような、素晴らしすぎる効果を発揮してくれる栄養素に満ち溢れています。
その他にもプルーンだからこその、大きなメリットとしてはプルーンは手軽に場所を選ばずに食べれるし、とにかく調理の手間いらずである点ですね。
鉄分で豊富な食べ物として代表的なところでは、海藻類のひじき、切干大根、レバーなどがありますが、これらは鉄分の100gあたりの含有量だけでみると圧倒的にプルーンよりも多いです。
なのですが、これらの食品っていざパッと食べたいと思っても無理ですよね(^-^;
そういったことからもプルーンは間違いなく、お出かけの時などには鉄分不足解消のための必須アイテムとして妊婦さんは持ち歩いておいていいでしょう!
「プルーン」にはビタミンAも豊富に含まれているけど妊娠中に食べても大丈夫?
先ほど豊富な栄養素のなかに、ビタミンAが入っているということも言いましたが、このビタミンAを妊娠中に摂りすぎるとお腹の赤ちゃんに悪影響をもたらすということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
たしかにレバーなどには豊富すぎるほど含まれるビタミンAを過剰摂取していまうことは非常によくないのですが、実はプルーンに含まれているビタミンAは植物性食品のビタミンAなのであってレバーに含まれるそれとは別物なんです。
つまり、どういうことかというと植物性食品であるプルーンなどに含まれるビタミンAについて妊娠中に多めにとってもお腹の赤ちゃんには特に影響はありません。
※もちろんなんでも常識の範囲での摂取を前提としていますよ。
しかし、レバーなどでいうとレバーをほんの少し食べてしまうだけで妊婦に推奨されているビタミンA(レチノール)の摂取限度に簡単に到達してしまうということから気を付けてもらいたい食品です。
「プルーン」を1日に何粒くらい食べるのが妊婦にはいいの?
と、ここまでプルーンについて妊婦が食べることのメリットをもりもりでお伝えしてきましたがデメリットはないの?という話ですよね。
はい。もちろん食べ過ぎはいけません。
プルーンで上げればこのことは「クルミ」についての時も、お伝えしたことと同じな内容になりますが、手軽に食べれてしまうだけあって、カロリー摂取の点が気になるところですね。
つまり、あんまり食べすぎたらふとりますよーってことです。
まとめ
プルーン1粒あたりのカロリーをお伝えしておきますと、約23.5キロカロリーです。
もしプルーンを1日に10粒食べると235キロカロリー合計で摂取することになります。(※これで鉄分の摂取量が1.0㎎です。)
1日にトータルで10粒食べるくらいなら、まだ問題ないとは思いますが、これを朝も!昼も!夜も!食べ続けているとさすがにカロリー過多にはなりがちですね。。
その点だけ気を付けてもらえれば、その他は特に問題ありません!
ですので、私からしてみればあまりにプルーンが優秀すぎるがゆえに‥プルーンの食べすぎにはカロリーの過剰摂取という点を考慮して、摂り過ぎには気をつけてましょう。
さいごに‥
ほんとにこれは強いていうなれば、、、ですが他にも一応デメリットを挙げるとすればプルーンには便秘の解消にいいとされる条件が最高にそろい過ぎているという点が挙げられます。
というのも、プルーンには食物繊維と糖質の一種であるソルビトールという栄養素が豊富に含まれています。
で、このソルビトールというのが大腸の水分を集めてくれてやわらかい便にする働きがあるので便秘を解消してくれるわけす。
ただし、ただでさえ食物繊維も豊富なうえにソルビトールも頑張てくれるとなると、その結果、プルーンを食べ過ぎるとお腹をくだして下痢になってしまう可能性が高いってことですね。
便秘の解消を目的にプルーンを食べるときも、これまたプルーンが優秀すぎるがゆえに(^-^;食べすぎにだけは気をつけましょう。それでは今日は、この辺で。