- 「クルミ」に含まれる鉄分の量は?
- 妊婦が「クルミ」を食べるべきである理由とメリット
- 「クルミ」を毎日食べることで鉄分を補いながら、α-リノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が摂取できる!
- 「クルミ」をどのくらい1日に食べるのが妊婦にはいいのか?
「クルミ」に含まれる鉄分の量は?
「クルミ」には1個(4g)あたりに0.1㎎の鉄分(非ヘム鉄)が含まれています。
クルミって殻がついてるままで見ると、「え、なにこれ?、こんなんだけっけクルミって‥」ってなるのは私だけでしょうか(^-^;そういう私と同じ女性のためにこちらの写真でも「クルミ」をお見せしておきます。
この上から3列目にならんでいるのが「クルミ」です。1列目はカシューナッツ,2列目はアーモンドナッツ,4列目がマカダミアナッツですね。
と、まぁそんなことはいいとして「クルミ」について妊婦が食べるべき理由をご説明していきますね。
妊婦が「クルミ」を食べるべきである理由とメリット
クルミを含むナッツ類は、妊婦さんが食べるべき鉄分の多い食品としても本当におすすめです。
挙げられる欠点としては、このナッツをいくら食べようとしたところで、まず1粒当たりが1gほどとかなり小さいので、なかなか量という面では摂取しづらいってところです。
クルミだけで一日に不足している妊婦の鉄不足分を補おうとすることは、1粒で鉄分が0.1㎎であることからも、、いかに難しいことであるかはわかりますよね(^-^;
妊娠初期であればクルミを10粒毎日食べれば補えますが、妊娠中期~後期にかけては100粒以上‥という計算になってしまいます。(※あくまで数字上の話です。)
「クルミ」を毎日食べることで鉄分を補いながら、α-リノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が摂取できる!
しかし、デメリットはそれくらいで「くるみ」には体内でつくりだすことのできない必須脂肪酸と呼ばれるα-リノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が含まれているというそれ以上の素晴らしすぎるメリットがあるのです。
これら栄養素の役割としては、まずα-リノレン酸が、腸内の潤滑油として働いてくれることから便秘の解消にも効果的な働きしてくれます。
また体内でこの必須脂肪酸というのは、体の免疫力を上げてくれる働きもあり、アレルギー予防にもつながるといわれています。
さらにさらにαリノレン酸が低出生体重児出産のリスクを軽減する効果をもたらしてくれる。早産の予防につながる働きをしてくれる。
α-リノレン酸が、がん細胞の増殖抑制、血圧の低下、血液の流れを良くする働きをしてくれる。‥
などなど。
本当に本当に鉄分の多い食品というメリット+αもはやそれ以上の様々な効果も同時に期待できるのです!
「クルミ」をどのくらい1日に食べるのが妊婦にはいいのか?
クルミについてもこれでもかというほど、体にとっていいこと尽くしであることは、わかってもらえたとは思いますが食べすぎることはおすすめしません。
お腹の赤ちゃんにくるみを食べ過ぎることによる直接的な悪影響があるということではありませんが、くるみはなんといっても高カロリーなんです。
つまり、クルミを食べ過ぎてしまうことで何が起こるかといいますと
ふとる可能性が高まるということくらいです。
しかし、くるみが高カロリーなのはご飯やパンなどのように炭水化物が多く含まれているかつカロリーが高いということではないので、あくまで「くるみ」+αでほかの食事でもカロリーを摂り過ぎていると、太る可能性も自然と高まりますよということです。
では最後に、くるみ1粒に含まれるカロリーを具体的な数値でお見せしておきますと約27キロカロリーです。
くるみを10粒でいうと摂取できる鉄分は1.0㎎でそれと同時に270キロカロリーを摂取することになります。
ですので、カロリーを気にするという妊婦さんはクルミには本当に様々な栄養素があり鉄分の多い食品としても優秀なのですが高カロリーだという点だけはお忘れなきように。それでは今日は、この辺で。